結婚は就職と似ている
結婚したい人すべてにチャンスを!ブライダルプレイスOne and Onlyの谷口です。
いろいろと重なってしまい、久しぶりのブログです。
結婚相手を選ぶときの究極の基準は何だろう?というのは
すべての婚活者の方のお悩みかもしれませんね。
そこで私が考えるのは、結婚は就職の基準と似ているから参考にできるかもしれないということです。
会社を選ぶとき、直接の業務内容に加えて、社風や企業文化、人間関係を気にする方は多いのではないでしょうか。
私ももちろん自分が採用されるときはそうでしたし、
逆に自部署の社員の採用をする側にまわったとき、どんな基準で採用者を選んだらよいか大いに悩みました。
職質や技能が求めるレベルに届いていることはもちろん大切なのですが、それをクリアしているから無条件でOKかというと決してそんなことはないのです。
技能は書類選考である程度判断がつきます。
そこがとりあえずOKであれば面接を実施し、コミュニケーション力を見たり、話のフィーリングを確認したりするのですが、このあたりの展開はお見合いとまったく同じですよね。
で、最終的に技能か人物かどちらが重点なのかと言われると、圧倒的に人物重視で決まることが多いです。技能は教えられるけれど、人柄やコミュニケーションは教えられない=変えられないからです。
皆さんもご経験済みと思いますが、
一緒に働く人は、ただ能力があるだけではダメで、相性や気質が合うことが重要です。
心理学用語でホモフィリーと言いますが、同志、仲間と言える、より絆を重視した関係を指します。
対して、ヘテロフィリーという関係があり、これは絆ではなく利害関係を元につながっている関係で、利益が一致すれば手を組み、利益がなければ離れるという、合理的な関係のこと。
ホモフィリーだけでつながっている組織は、似た者同士が集まるため、万が一の時のリスクに対応できなかったり、偏った考え方になりがちです。
そのため、職場ではホモフィリーとヘテロフィリー両方の関係が必要ですが、結婚という制度にふさわしいのはホモフィリーの関係です。
実際、お見合いでも、年収や年齢などの条件をクリアしていても、実際にお会いして人物判定でNGならばご縁がつながらないことが多々あります。
逆に、少々基準に満たなくても、いっしょにいて居心地の良い人ならばゴールインしてしまうことが多いのです。
何が言いたいかと言うと、「条件」はあくまで「条件」なのです。
条件はお相手探しの重要な指標ですが、条件と結婚するようなことがあってはなりません。
少しぐらい希望の条件と外れていても、まずは会ってみる。
もし今、失業中で、早く就職しなければいけないという危機感の中にあるとしたら、
少し給料が希望より少なかったとしても、まずは面接に行ってみようかな…
そう思いませんか?
希望より少ない給料だって、これから上げていけばいいのではありませんか。
結婚もまったく同じです。
ひとりでいたら足りなくても、二人が一緒になったら足りなくなくなることが多々あるのです。
まずは一人でも多くの人に会ってみましょう。可能性はそこから広がります。
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