お見合いに勝ち負けはありません

こんにちは、カウンセラーの谷口です。

世間では女性活躍社会へ向けて、政府主導のもと企業が続々と対策を進めていますよね。とはいえ、まだまだ男性優位の社会の中で、男性顔負けの学歴を持っていたり、あるいは高収入を得ている女性が非常に増えているようです。

私自身、子育てをしながら仕事に携わる立場として、とてもありがたい風潮ではあります。また、私の会員様の中にも、日本の平均年収(平成28年度は422万円)を遥かに超える高所得女性が少なくありません。


彼女たちは明るくハキハキして、オシャレで礼儀正しく常識家でもあり、話題も豊富で気配りもできるというようなスーパーウーマンがほとんどです。なんで今まで結婚できなかったんだろう?と思って聞いてみると、大多数の方が「仕事が忙しかった」「職場は女性ばかりで出会いがない」とお答えになります。

なるほど、出会いがないだけだけだったら、簡単にお見合いが決まって簡単に成婚しそうだな、と楽観的に構え、いざ活動を始めてみると、お見合いはたくさん成立するのにその先の交際に進まない、というパターンが続出しました。

不思議に思ってご本人やお相手の方にお見合いの様子をヒアリングしてみると、意外な事実がわかりました。


どうやら彼女たちは、相手の男性と「勝負」してしまっているようなのでした。

お見合いでは、事前にお互いのプロフィールを確認しており、収入についても開示されています。それだけなら特に問題ないはずなのですが、高収入だったり仕事に打ち込んでいる自負がある女性の場合、相手の男性に対して、一種のライバル意識というか、負けたくないというような気持ちがはたらくようなのです。

お見合いの場では、仕事の話はあっさりと終わらせる方がうまくいくのですが、相手の仕事内容を値踏みしてしまったり、少し相手が得意そうにしていたりすると、負けるもんかとばかりに自慢話をやり返す…という事態に発展することがあるようです。


私はよく、結婚生活は二人の共同作業、チームプレイだということをお話しします。結婚は個と個の戦いではなく、チームとして勝っていくことが重要なのです。ですから、「私はあなたよりすごいのよ!」というマウンティングには何の意味もありません。ただの仲間割れになってしまいます。お見合いは仕事じゃないですし、そんな好戦的な態度だと、相手の男性もチームを組みたいという気持ちになるのは難しいでしょう。


お見合いでは、女性はやはり「思いやり」「優しさ」「明るさ」をアピールすることが大切です。女性活躍社会といっても、やっぱり女は優しくなきゃダメなのかと思われそうですが、そうですね、それが男性が女性に求める要素である以上、家庭では女性は癒しの要素を忘れない方がうまくいきます。とはいえ、かく言う私も癒し系というにはほど遠い性格なので、いつも相手を思いやる気持ちを忘れずにいようという気持ちは常に持っています。


夫婦に限らず、人間関係を円滑にいかせるコツは、上下の関係を作らずに、常に横位置での考え方を忘れないことだと思います。人と仲良くなるのが苦手という人は、この考え方が苦手な場合が多いように感じます。自分を視点にして相手を見るのではなく、自分と相手を外側から見るような、第三者目線のような気持ちを意識するとうまくいきやすいと思いますので、ぜひ試してみてください。






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