その自分磨き、正しいですか?
●出会い活動には熱心だが自分磨きが足りていない場合
●自分磨きに熱心だが、活動量が足りていない場合または活動場所が間違っている場合
●その両方
のパターンがあると思っています。
まず出会いの場、つまりそこは「婚活市場」なわけですが、その市場に自分を売りに行くべく、パーティーやお見合いへ出かけたり、紹介を依頼したりするわけですね。そしてその市場では自分を売りつつ相手を選ぶということを同時に行うわけですが、相手を選ぶばっかりに集中して、自分も選ばれる立場であるということを忘れないようにしなければ婚活はうまくいきません。
次に自分磨き。選ばれるためには、自分自身が魅力的な商品でありながら、その魅力を相手にわかるようにアピールする必要があります。自分磨きにばかり集中してしまい、市場に出ていくことをおろそかにしないよう注意が必要です。どんなに魅力的な商品も市場に売りに出さなければ売れることはありません。
自分磨きは奥の深い活動で、何に注力するかは人それぞれです。ただ、例外なく気を付けて頂きたいのは外見を整えることです。数々の本や仲人が証言している通り、外見は第一印象を決定づける最重要要素です。婚活においては、「清潔感」「若々しくさわやかであること」が男女共に大切です。
男性は、できるだけひげがない方がいいですし、生やすのであればきちんと手入れをしましょう。ワイルドな無精ひげは婚活の場では不向きです。しわのない服を着て、靴が汚れていないかにも気を配ってください。
また、体質の問題で治せない場合を除き、不摂生が原因の肌荒れは要注意です。肌が荒れていると実際の年齢以上に老けて不健康に見えますし、逆に肌つやが良いと若々しく見えます。男性の加齢は必ずしも悪いことばかりではないのですが、「老けて見える」よりは「渋い」「ダンディ」のように「しわでさえも味がある」状態を目指したいものです。
また、気づきにくいのが歯と爪の汚れです。ヤニ汚れのある歯は歯科医院でクリーニングをしましょう。爪が伸びていないか、汚れていないかも厳しくチェックしてください。女性は汚れた手元で触られたくないと思うものです。
女性は、男性以上に若々しさが重視されますので清潔感プラス美容に気を使ってください。白髪がある場合は必ず染める、太りすぎていると自覚している場合はダイエットをするなどです。服装や髪型、メイクにももちろん気を使ってほしいのですが、そもそも体重が100キロあるのにどれほど可愛いワンピースを着たところで非常に選ばれにくい状態が続きます。優先順位を間違えないようにしましょう。
自分磨きは「人間力磨き」「スキルアップ」と言われるような内面に関わることももちろん含まれますし、そちらの方が本質的には大切なのですが、まず第一印象で良い結果を得ないと、内面を知ってもらうところまで漕ぎつけません。内面よりは外見の方が対策の即効性がありますので、婚活を始めるなら一番最初に取り掛かってほしいところです。
また、内面磨きについても、婚活で成果が出やすいものから始めるようにしましょう。
特に女性の場合、英会話のレッスンに通ったり、ワインソムリエの資格をとってみたりといったスキルアップレッスンをする方がいらっしゃいますが、婚活向きの活動ではありません。もちろん長い目で見たときにプラスにはなりますが、婚活でアピールするのなら料理教室に通うとか(フレンチのフルコースとかではなく日常の食事が作れるようになる教室が良いです)、女性らしい話し方を身に着けるとか、「男性が女性に望むこと」を身に着けるように意識してください。
ちなみに、男女ともに結婚相手にのぞむ条件として「居心地の良さ」「一緒にいて安らげる」などが年代を問わず上位に上がってきます。
これらは一朝一夕で身に着けられるものではなく、お見合いやパーティーですぐにアピールできるものでもありませんが、相手に対する思いやりさえあれば自然にクリアできる条件です。
どんな場合であっても、目の前のお相手にリラックスして、楽しいひとときを過ごしてもらうことを意識していたいものですね。
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