婚活疲労症候群に陥らないために

すっかりおなじみになった「婚活疲れ」という言葉に加え、「婚活疲労症候群」という病名まで定義されました。婚活外来を設置する病院もできているそうで、ことの重大さが増してきているのがわかります。

「婚活疲労症候群」を出版された高村恵氏によると、「お断り」された原因を探ろうと、思い詰めてしまう結果、自分を全否定されたような自己否定につながることが一番の問題だそうです。


さらに、「今度はきっとうまくいく」と信じた後の「やっぱりだめだった」という落胆へのジェットコースターを何度も繰り返すことによって疲れがジワジワ溜まっていく。

うーん、まさに婚活疲れの王道はそこですよね。

車に例えるなら、ガソリンを満タンにしてアクセルふかして、慣れない道をあっちこっちうろうろして、やっぱりこっちじゃなかったと急ブレーキをかけ、タイヤをすり減らしながらなんとか止まったと思ったらガソリンは空っぽ。

メンテナンスもそこそこに、次の機会のためにまたガソリンを満タンに…をひたすら繰り返すのが婚活ですから、疲れない方がおかしいとも言えるかもしれません。


婚活は、ダイエットや貯金のように、だんだん成果が積みあがっていく活動ではなく、0か100かの活動です。勝ちか負けのどちらかしかない。で、勝てば婚活は終わりなので、婚活を続けている方というのはずっと負け続けているわけです。

厳密にはもちろん勝ち負けという言葉はふさわしくないのですが、得られるものがなければ「負けた」と感じてしまっても無理はないですよね。実際に貴重な時間が少しずつなくなり、お金だって使うわけですから。本当に、由々しき問題です。私も、毎回違う人に会えるのは楽しみでしたが、ふとした時に「いつ終われるんだろう」と考えてしまったりして、とても苦しかったです。


さて、この疲れを少しでも減らすにはどうすればいいのか。

とても単純な話ですが、「負け」の回数を少なくするように努力してはいかがでしょう。

つまり、何も考えずにやみくもにアタックばかりしていれば撃沈される回数も増えるわけで、なるべく「お断りされない」相手を選ぶことはとても重要です。

自分が好みの相手を選び出すと同時に、自分を選んでくれそうな相手をその中から絞り込むのです。これは、冷静に自分を客観視することが必要ですので、すぐにはできるようにならないかもしれませんが、意識しながら活動していればおのずと「お断りされる」ことは減っていくと思うのです。


また、自己分析しすぎると婚活疲労になると言われてはいますが、分析自体はとても大切ですので、思い詰めないレベルでの「振り返り」をしましょう。

この時に、決して自分を責めないようにして、「あれが悪かった」「どうして私はこうなんだろう」と後ろ向きの反省をするのではなく、「こうすればもっと良くなる」と事務的なぐらいに生産的に考えるようにしましょう。


婚活の大敵は「反省しすぎ」です。

真面目な人ほど意識のベクトルが自分に向かってしまい、終わったことを悔やんだり欠点を責めたりしますが、そんなことをしても自分を痛めつけるだけで一つもいいことはないと肝に命じてください。

考えてる時間があるなら即行動!にうつしましょう。少しぐらい方向性が間違っていたとしても、活発に動き回っている人の方がよほど魅力的に見えるものですよ。


ブライダルプレイス One and Only

婚活いいとこ取り!結婚相談所連盟50,000人以上の会員からお相手をご紹介!さらに少人数制個別カウンセリング。 カウンセラーがペースメーカーとなって成婚まで導きます。

0コメント

  • 1000 / 1000