「明るい性格」も善し悪しあります
「お見合い大作戦」を始めとするお見合い番組が私は大好きなわけですが、先日ちょっと変わったテーマでのお見合い番組をやっておりまして、食い入るように見てしまいました。
出演者の女性の中に、とてもハキハキしていて明るくて親しみやすい方がいました。こんな人なら大人気だろうな~、すぐ相手見つかるだろうな~、と思って鑑賞していたのですが、結局カップリングならずで終了しました。見た目は極上の美人ではないけれど中よりは上、自分から積極的に話しかけ、相手の話も熱心に聞く。そしていつも笑顔。体型もふつう。
さて、彼女の何が悪かったのでしょうか。
答えはもちろん推測するしかないのですが、たぶん「落ち着けない明るさ」かな、と私は思いました。婚活において、男性が女性の条件に挙げるトップ3が「明るい、優しい、癒される」にも関わらず、この女性は「明るくて積極的な性格」が足を引っ張ったように思えます。
彼女の性格は、大人数の中にいても自分が話題の中心になり周囲を巻き込み魅了する、遠くから見てもわかる太陽のような明るさでした。開始早々、「頑張ります!」とガッツポーズをとり、目当ての男性が他の女性と話していても、持ち前の社交性を生かしてグイグイ入り込んでいき、果敢に男性に近づいて話しかけていました。
話す時は身振り手振りを交え、オーバーアクションともいえるぐらいの動きで大きな声でハキハキ話す。学生の頃なら、学級委員長に真っ先に指名されそうなタイプです。
こういう明るさって、いわゆる「アネゴ」的なところがあって、女性人気は非常に高いと思うんですね。あと、男友達もたくさんできるかもしれません。
しかし、一対一で男女のお付き合いをしようと思った時には、ちょっとTOO MACHというか、まぶしすぎるというか、どちらかというと騒がしい部類に見えてしまうのかもしれません。誤解を恐れずに言うと、この手の女性はどうしても色気がなくなりがちにも思えます。早口でおしゃべりな方はなおさらです。
男性が女性に求める明るさって、一人分だけしっかり照らせる白熱灯や、月のようにしっとりまんべんなく照らすぐらいでちょうどいいぐらいじゃないかなと思うんですね。少なくとも、いつでもどこでもペラペラしゃべる明るさや、落ち込んでるところに空気を読まずに突進してくるような一方的な明るさは求めていない。
あくまで分別があり、落ち着きもあり、なおかつポジティブなマインドが大切で、それが「明るさ」という言葉に凝縮されているような気がします。
この女性が、空気を読まないタイプかどうかはわかりませんが、少なくとも男性たちがそのように判断するには足りる雰囲気だったなぁ、とは思うのです。
女性のみなさん、男性は思った以上によく見ていますよ。笑顔で明るく振る舞うことはしっかり意識して、うるさい落ち着きのないガサツな女にならないよう、くれぐれもご注意くださいませ。
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