「誰でもいいから結婚したい」わけがない

私が独身のとき、よく言われたセリフがあります。

「まだ１人なの？そういえばあなたもよく知ってる●●さんも独身だよ～。ちょうどいいから付き合っちゃえば？」

言ってる方はほんの軽い世間話（実際私も冗談で言ったことがあるような気もします・汗）。でも、婚活中の身となれば、「●●さんって実際どうなんだろ？」と真剣に受け止めて悩んでしまいます。

「う～ん、●●さんかぁ、考えたこともなかったけど、意外といいかも？」などと一旦はYESの方向で考えつつも、冷静に考えてやっぱりなしだな、と思うことがほとんどでした。そして大変失礼なことに、もちろん相手の気持ちなど確かめてもいません。

なぜか。すでに顔見知りの場合、友人知人関係ですよね。で、ちょっとでも「いいな」と思ってるフシがお互いにあれば、とっくにどうにかなってるはずなのです。恋愛関係の場合は絶対にそうです。仕事が忙しかろうが、話す時間が少なかろうが関係ありません。

それまでの中でどうにかなっていないなら、その人とは友人知人でいるのがベストバランスなのです。お互いが事務的に結婚を意識する年齢になったから、ある時突然ベストカップルになることなどありません。

場合によっては、グループで遊びに行ったのに、なんとなく二人きりになって、お酒の勢いでなんとなくそんな関係になってしまうようなことがあったとしても、しょせんそんなのは一時の間違いでしかないと思っています。

お相手を探すのに焦るあまり、「実は大して好きでもないかもしれないけどこの人でもいいか」のように誤った判断をしないよう、くれぐれもご注意くださいね。

上記はすでに知り合いだった場合の注意事項です。

これから新たに知り合う場合は、外見や釣書で判断せず、お見合いのご縁があった場合はどんな方でも一度は会ってみることを強くお勧めいたします。

IBJ結婚相談所連盟の会員様は55,000人以上いらっしゃいますが、何万人いても出会いは一期一会です。会って話してみたらとてもいい人だったという例はいくらでもあります。

そして、一度お断りした後で、やっぱりあの人が良かったという場合もいくらでもあります。気がないのに何度も会うのは考えものですが、2～3回お会いすれば、ほとんどの場合は判断できます。

出会いのチャンスはくれぐれも大事にしてくださいね！