アナクロ主婦に気をつけろ!

今日、私の後ろを歩いていたベビーカーを押す主婦らしき二人組がこんなことを話していました。


「保育園が足りないんですってね」

「子どもは家で世話をするのが一番なのに。奥さんに働いてもらわなきゃいけないような、妻子を養えない情けない男が増えているのよ〜」


ちょ、ちょっと~。ちょっと待って~。まったくどういう色眼鏡なんでしょうか。保育園が足りないとなぜ男が情けないことになるのでしょうか。あまりにも短絡的でビックリしました。

平日の白昼堂々ベビーカーを戦車のように引き回すこの二人にしてみれば、専業主婦=勝ち組というところなんでしょうね。それは結構なことですが、「キャリアを捨てずに子育てもしたい」という、今ではすっかり多数派の女性を全否定なこのありさま、逆にその価値観が恐ろしく思えます。


専業主婦にもいろいろな方がいらっしゃいましょうが、少なくとも上記のような会話が成り立つ背景には、主婦仲間という狭い世界の中でだけ構築される価値観があるのでしょう。人のものの考え方は、周囲の人に影響されることがよくわかります。

似たような話で、自分と仲の良い人5人の平均年収が自分の年収であるという話がありますが、まさにそういうことですね。年収を上げたかったら、より高年収の人と付き合うべきであり、価値観を変えたかったら、つきあう人を変えなければならないでしょう。

もっとも、上記の主婦の場合は変えたいとも思っていないと思いますが、傍目から見て情けないのはどっちよと言いたくなってしまいました。


世の男性の方々、「稼げない男は情けない」と堂々と言う上記の主婦のような女性も一定数はいますが、ま、そりゃ稼げないより稼げるに越したことはないのですが、経済力がないから結婚できないという方程式は必ずしも成り立ちません。共に働いて家庭を支える気が満々の女性の方が圧倒的多数なのです。そして、家計を助けるというよりも、自分のキャリアを生かす目的で働く女性がたくさんいることを忘れないでください(だからこそ一部の男性のポジションを奪ってしまっているのですが)。


これからの結婚に必要なキーワードは「養う」「養われる」よりも「共存」です。男性が働く、女性が家事育児というアナクロな世界観はとっくに過ぎ去っていて、対等なパートナーシップを築くという考え方が主流になってきています。

つまらないことを気にしないで、楽しい家庭を作りましょう!


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