成婚者が下手な鉄砲を打ちまくった訳
1.適切な自分磨きをする
2.適切な場所でお相手候補に会い続ける
以上です。例外はありません。
婚活と聞けば誰もがイメージする「お見合い」「合コン」「婚活パーティー」などなどは2に該当します。出会いの場へ繰り出すことですね。
ところが、1の自分磨きをしないままに婚活マーケットへ出て行っても良い結果は得られないのです。自分磨きについては「その自分磨き、正しいですか?」をご参照いただきまして、どんな人でもそれほど苦労せずに、あるレベルまでは改善されます。少なくとも「まったく外見に気を使っていない感じ」からは卒業できます。外見に気を使わないというのは他者(お相手)に気を使わないということですから、婚活の大敵です。
なぜ苦労しないかというと、自分磨きはダイエットや貯金のように、積み上げ型で確実に効果が実感できるので、続けるのがそれほど辛くないのですよ。特に洋服や髪形を変えるなんていうのは、即時反映なわけです。このあたりは知っているか知らないかが境目なので、どんな人でもほぼ等しく効果が出ます。
コミュニケーション術とか立ち居振る舞いはコツコツやっていくしかありませんが、なんとかしようという前向きな気持ちさえあれば、ここが改善されなくても結婚はできます。
では婚活でつまづく人はどこでつまづくのか。それは、2の「出会い活動」です。
出会い活動は、合コンや知人の紹介、趣味のサークルなど、気軽に始められるものがたくさんあります。ゴルフや料理教室などを通して交流を深める会なんかもあったりして、いわゆる「ながら活動」が常態化しているのです。
そのような会に10回も参加すれば「けっこう活動した」気になるものですが、冷静に考えてみてください。
実際にお会いした異性は何人でしょうか?その中に真剣に恋人や結婚相手を探している異性は何人いましたか?さらに、あなたの希望条件を満たす異性は何人いましたか?
上記の質問にはっきり答えるのは難しいはずです。なぜなら、それは婚活という名前を借りてはいますが、ただの「気の合う知人の集まり」に過ぎないからです。目的意識も条件もみんなバラバラなのです。
気の合う人がいたから付き合ってみたら安定収入がなかった、実は既婚者だった、そもそも結婚なんて考えていない人だった、など様々な場合があります。「だれかと出会えそう」な雰囲気はあるけれど、結婚まで考えられる人は100人に1人もいないような気がします。
そんな見込みの薄い活動を続けるのは徒労です。婚活疲れにもなるでしょう。
だから私は真剣に結婚したい人にはお見合いを勧めています。お見合いは、結婚したい意思をもつ人たちだけの集まりで、身元や収入がはっきり証明されています。一定条件をクリアしている人の中から好みの人を選ぶ方がずっと確実です。
ではお見合いを始めたらすぐに成果が出るかというと、ここでも2の壁は高いのです。いえ、人によってはすぐに相手が見つかります。でもそんな人は過去の恋愛指数が高いか、運が良いのです。
ふつうは場数を踏まないと、自分の好みもよくわからないし、相手へのふるまい方も慣れてこない。だから回数を重ねることがとても大切なのです。お見合いをするたびに何かを学んだり悟ったりして、対策や好みが絞り込まれて洗練されていきます。この過程はどんな人にも共通しています。
そして何より、婚活は確率論なのです。結婚に限った話でなく、成功するかどうかは確率論だと言い換えても良いです。
勝間勝代さんの『「有名人になる」ということ』にはこう書かれています。
上記は婚活にもそのまま当てはまります。とにかく続けること。会い続けること。
今回の人がダメなら次の人へ。それをひたすら繰り返せば必ず結婚できるのです。
とはいえ、お見合いで負け続ければ一定の精神ダメージを負うのがじゃんけんと違うところ。だから皆途中で疲れて会うのをやめてしまうのです。
このあたりは「婚活疲労症候群に陥らないために」に書いた通り、ダメージを少なくする対策をしながら続けることが超重要です。多くの人が「好みの人を選ぶ」ことに集中し過ぎるあまり、「お断りされなさそうな人を絞り込む」ところまで手が回らないのです。
さらに、一人で孤独に活動しないで、相談できる人をつくる。
この二つの対策をするだけで婚活は格段にやりやすくなります。自分をすり減らさずにいかに回数をこなすのか?ここに集中しさえすれば、必ず結婚できます。
婚活疲れに陥る前にしっかり対策してくださいね。
0コメント